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見崎 光
認めてしまうと苦しくて
感じてしまうと切なくて
だから
胸と肌の一部を削除して
空白で埋め尽くした
時間をずらして
目を逸らして
記憶を丸ごと塗り替えたなら
振り出しからやり直せそうな
儚い安楽を思った
その光は突然に
諦めにも似た柔らかな感触で
胸に肌に染み込んだ
素直は
いとも簡単に
認めずにはいられないほどの色を
解き放って弾けた
携帯写真+詩
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見崎 光
2007-10-21 18:51:01