葦間さんの旅日記その4
mizu K

2006年8月26日

旅の話


そういえばカプセルホテルに泊まったというのも初めてで
なんだか蜂の巣みたいな感じを想像していて
まあ似たりよったりの感じで
にゃー、カプセルだー、ごそごそ
と入ってごそごそ外に出て
ぐーぐー寝て気がつけば朝
この日は大曲すぎて七曲というところで花火があるということで
先発隊は前日から徹夜で場所とり
後発隊はのそのそ朝から出かけました


会場にのそのそ行ってみると
川沿いに桟敷をつくり、土手にはレジャーシートの海
こりゃーすごいわーと圧倒され


先発はとてもとてもいい、すばらしい場所をとってくださり、感謝かんしゃ
晴れの日で木陰もなく夏日がじりじり
なんとなくビーチ気分寝てますと
あらら、まっかっかに日焼けしてしまいました
あついよーあついよーとけるーしぬーぐてー
と やりながら夕方になり


まだ日も落ちてないのに明るいうちから花火開始
「昼花火」という珍しい花火だそうで
花火というときらびやかな色や光を想像すると思うのですが
昼花火は煙の色とか青空に散る火花とか
そういうところを魅せるもののようで
拡声器から「だいーーいちーーごうーー」
というかけ声とともに、どどんぱ、どどんぱと
打ちあがり
おおー、という感じで見ていました
明るいうちの花火もよいものです


会場には屋台もずらーっと出ていてお祭り感覚
けれども暑さで死にかけてアイスをぺろぺろしたくらいで
固形物はむりでした
牛ステーキとか焼き鳥とかあったのですけれど
ちょっと残念


そんなこんなで日も落ちていよいよ夜の部
まわりのテンションもおおおーとかうひゃーとか
ひゃっほうとかいやがうえにももりあがります
もりあがったところで再びスピーカーの声
「だいーーいちーーごうーー」
どどんぱ ひゅるるひゅるる ひょー どーん
おおーすげー
観客も拍手はくしゅ
お隣のじんべえとゆかたの地元らしき若い人たちの集団は
さけー、さけー、酒々、という感じ
おもしろかったのは
花火が曲芸のようにそろってどどんとうちあがるもので
びっくりするやらうれしいやら
おどろきの連続に私たちもおおーと声をあげながら
ただただ夜空を見上げるだけでした
私は途中で寝ました ぐー


帰りは大変な混雑でした
おすなおすな






未詩・独白 葦間さんの旅日記その4 Copyright mizu K 2007-10-09 05:54:17
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