imperfect stardust
rabbitfighter

imperfect stardust

青い文字に矢印を合わせて人差し指でそっと触れるように
街へ向かうサーファーみたいに人並みを掻き分けて進む
坂道を登れば
ステージの上でギターをかき鳴らす女が叫ぶ詩を
丸いテーブルを取り囲んで俺たちはビートを感じてる
エナジーフロウ
丸いテーブルは小さな銀河
孤独で満たされた宇宙の会話
今夜流星はこの場所に集う
灯される祈りは後を絶たない
エナジーフロウ
つまりビートは秘密ではなくて
それぞれの惑星に宿る
エナジーフロウ
メロディーが終わり
刻み込むリズムがフェイドした後でも
エナジーフロウ
熱を帯びて
ビートはお前たちを犯し続ける
星屑たち
誰もが引力を持つように
ビートは秘密なんかじゃない
お前の口からこぼれる光はエナジーフロウ



自由詩 imperfect stardust Copyright rabbitfighter 2007-09-19 01:16:04
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