「サファイアン・サマー」
Rin K




標識は海それだけを手がかりにギアはトップで夏風疾走サマーラナウェイ

かざなぎでアクアスカイに叫ぶとき見えていたんだ白きクラック

無人駅いつから来ない夢列車ココナツの浜にむせている間に

いつだって波が聴けるとスパイラルシェルをかざして歌う少年

常夏のココロはいつも大洋を駆けて繋げるふたつのブルー

抱きしめてやりなひと夜の星砂のララバイを弾くその鋭角を

オヤスミとサヨナラの数だけ星が降れば祈りはきっと輝く

オーシャンビュー抜ける記憶の行き先は知らないけれど続く海岸









短歌 「サファイアン・サマー」 Copyright Rin K 2007-07-25 07:29:01
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