一人ランダム100人斬り3
ワタナベ

愛と勇気だけが友達のへっぽこ侍ワタナベのお送りするひとりランダム100人斬りのコーナー
まー侍っつってもさぁ いろいろあるやん? 将来の不安とか 年金もらえねーかもしんねーし
だるめでいくで いざ
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=68443
みつべえさん :えろもん(ぽえじーの話)

寝起きやからライトなので助かったわぁ
まぁえろもんだからちょっとエロはいってますけど、ライトライト、エリア51
そやってどこが感じるんやろう、とか、こう、ほら、ね あるやん。それは結構難しいことであって、そういうのにお互い無頓着だったりすると夜の生活は楽しくないものになるからのい。
芥川さんが 恋愛は性欲の詩的表現である って言ってたの小耳にはさんだんやけど
詩は言葉の性的表現である か・く・げ・ん☆

つぎ〜〜〜〜〜

http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=57281
炭本 樹広さん 「とりかえしのつかないもの」

書いてあることよりも書いていないことのほうを読ませるタイプの詩なんではないかなぁ
>とりかえしのつかないことを
>してしまったのかもしれない
とある。
老いた母を幼少の頃育った家から 一緒に住むために現在の鉄筋コンクリートのマンションへ連れてきた、そんなストーリーが頭をかすめる
ただ残念ながら 強さ(コンクリートの箱の中)<>弱さ(昔住んでいたところ)との対比と書かれていない部分とが不協和音を奏でてしまっている。
幼少の頃の思い出の挿入もあまり効果をあげていない
作者の母への想いはいくばくのものだろう。この詩の底には長い長い物語が詰まっている、好きですとしか伝えようが無い。

なまくら刀で斬りつづけるで〜
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=123273
苺蝶 梓さん 「喫茶店」

心地よいね 
こう、思索の海に沈んでいって、かろうじて残った意識で自分が「溶けていく」ことを知覚している
>自分のかたちすら
>わからなくなった
ところまで自己の内に沈んでいったのに
どうして突然また世界を世界として知覚できるようになったのだろう、その次の連が少し唐突。
そして最後に自分の意識がグラスの中に溶けていた、さっきまでの心象をそこに残影としてみている。 でおしまい
この詩は作者にとって必要なタイプの詩なんだろうと思う。いろいろな詩があるからのい
表現力とか言葉のセンスなんかはあとづけさくさくで、はじまりはいつも朝、やなくていつもここからでいいんじゃないかな。かなしいときー
拙者には武士道がありますゆえ
武士道とは ちらりと見えるふとももや胸元をおそれず凝視することと覚えたり

つーーーぎーーーー

http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=122431
今村知晃さん 「車両自己始末書」

あー ここで拙者のスタンスを少しだけお話すると
ランダム100人斬りでは 基本的にランダムやけど 好きな詩だけをピックアップしとります。 面白くないな とかおもったのは基本スルーで せやからほめ言葉ばっかり並ぶかもに
さっき 自分にとって必要な詩ってはなししたっけ?
いや した
これもそうだと思うんだけれど、そういう詩はたまに共感を呼ぶことがある。
自分にとって必要なものが他人にとっては不必要だとは限らない。
必要、という点では それは嘔吐だったり、思考の海への沈降だったり、いろいろするだろう
そしてそういう作品を読むことによって、奇跡的な確率で、共感する、それは作者が詩で行った行為を追体験すること
その行為が行われた時点で 作者と読者の距離は一歩縮まる、よかれわるかれ
なんてことを思ったでござる にんにん

ラストー

http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=111991
たもつさん 「独白」

ちゃっかりポイントしてもた
これはいいなぁ 
単純に読むならば
>かつてそれは〜

>着古した寝巻きが〜

ここで、え、なぜ?って読者は思う。
違和感。
そして「届かないもの」っていうのはなんだろう
これは拙者のなまくら刀では斬れませんなぁ
大まかに感想を言うならば、いろいろな場面がパーツパーツとして組み込まれていて、しかしそれらひとつひとつのピースが互いに密接に関係しあい、溶け合い混じりあいながらモチーフの深度を深めている って感じかな。
さらにそれらひとつひとつの場面にも、確かに深度はあって、たとえばさっき言ったような部分みたいに、
ひとついちゃもんをつけるならば、というかこの先もっとこの作品に付加してほしいものをあげるならば
ちょっとかくかくしてるイメージうけたので、なめらかさんが欲しい、かな
>届かないものを

ここが、意味的ではなく、文章として唐突。
でも作品としては脱帽やなぁ。
てことでしゅーりょー 投


散文(批評随筆小説等) 一人ランダム100人斬り3 Copyright ワタナベ 2007-07-19 09:15:54
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