透明なガラス瓶は波間に消えた
プル式

君の心を溶かしてしまうほどの哀しみは
僕には少し大きすぎた
君の目に映る小さな波は
僕には少し哀しすぎた
だけれども
いや
出来れば君のその波に呑まれ
出来ればその中で溶けてしまいたい
僕は手を出せない
僕は君と溶け合うことは出来ない
もう
はや
いや
まだ
いや
もう
でも
好きだ
君の全てを僕は知りたい


自由詩 透明なガラス瓶は波間に消えた Copyright プル式 2007-01-19 20:30:55
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恋の歌