ふるるさんのプロフィールBBS
2008 04/25 17:20[186]
ふるる

東浩紀氏の「批評の精神分析」「動物化するポストモダン」「動物化する世界の中で」「ゲーム的リアリズムの誕生」を続けて読みました。
一言で言えば(言っちゃだめか)言葉と現実が乖離して久しいんだな、と。
または、もとから乖離していたのに気がついてしまったのかな、と。
それを何とかするためにライトノベル(キャラクターのデータベースを環境として書かれる小説)とかゲーム(ほとんど読むだけの)とかゲームみたいな小説とかケータイ小説が出てきてるのかな。若い世代にとっては、そっちの方が「現実を描いている、現実を描こうと闘っている、実生活に対応できる何かが書いてある」と思えるのかもしれない。その、現実と言葉の乖離は、ネットにアクセスできる世代とそうじゃない世代の乖離でもあるだろうし、神やイデオロギーを信じている、または信じさせて欲しいと思い込んでいる世代とそうじゃない神もイデオロギーもない不安な世代との乖離とも言えるんでしょう。。。。sage