2012 12/07 14:04[475]
ふるる
「尊厳の芸術展」
上野の芸大美術館に行ってきました。太平洋戦争中、スパイになるかもしれないというので無理やり収容所に入れられた日系人(約12万人)が作った日用品やアート的な色々。TVで見て、すごく心引かれるものがありまして、行きました。ワンフロアだけの展示でしたが、なかなか去りがたく、ぐるぐる回ってた。入場無料で、ガイドブックもくれて、写真撮影もOKでした。石を削った硯や、引き出しや小さなお仏壇までありました。とても丁寧で細やかな作り、「日本人」だからできたんだ、というふうにくくるのは好きじゃない。でも、人のがんばり魂や、作った物で喜んでもらいたいと思う気持ち。趣味や必要に迫られての手仕事も、高じると素晴らしいものに・・・。
お花のブローチ。砂漠を一生懸命掘って、出てきた貝殻で作ってあります。お誕生日などにプレゼントしたのだそう。
木で作ったブローチ。たくさんあった
鉄くずで作った機関車。
はさみも手作り
日本人形
収容所の模型。
木の根っこで
ジョージ マツサブロウ ヒビ
「冬のトパーズ収容所」
福島・仙台・沖縄・広島へ巡回するそうです。