2008 08/07 15:25[212]
ふるる
ハリー・ポッターの最終巻を読み終わりました。ゼッタイにちょろっとでも内容を知りたくない方はここから先は読まないで下さい。
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なんだか「死の秘宝」じゃなくて「死の悲報」だった・・・。あの人やあの人がこれでもかというくらいアッサリお亡くなりに。各巻面白かったけど、4巻目からは死を扱うようになって、どうもその扱いが軽々しいじゃんと感じました。特に、この物語全巻にわたって笑いをもたらしていたあの人をあんなにアッサリ。ひどい・・・・。せめてあの人並みにハリーが埋葬してくれと思いました。杖の話がよくわからなくて、最後の対決の感動と興奮もまったくなし。
杖を誰が持っていても、杖がその場になくても、主人対主人の勝敗により所有権は移っていくようです。そんなのアリ???話が分からなくならないように、「杖」の話にはご注目です。
作者は「死」のことを書こうと思ったんだろうけど、あれじゃあまるで「死」を恐れるなと言ってるみたい。宗教観の違いですかね。何であれ、「大切なもののために命を投げ出すのが愛で、尊い行為で、褒められる」という考え方は私は好きじゃない。それは勇気の象徴なのかもしれないけど、一番大変で、多くの勇気を示さなければならないのは、残される方だと思うんです。ハリーみたく。sage