flower 〜地上波の花〜/
umineko
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
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逢坂桜
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とうどうせいら
こないだ、写真を撮る趣味の人に教えてもらったのだけど、
昔のカメラと比べて今のカメラのほうが毛穴まで写りそうなくらいはっきりと写るのは、
用途が違うからなのだって。もともと写真っていうのは、
肖像画の代わりとして発達したもので、
記念館に行って家族でおめかしして撮るものだった。
絵の代わりだった。
だから絵に近い表現をめざしてレンズが開発されたから、
ぼんやりとして情緒がある。
でも、戦争の記録写真を撮るようになった時、
焦土をすみずみまで記録しなければいけなくなったから、
その時から今みたいな精密でクリアなレンズが初めて生まれたんだって。
今のカメラはその時に生まれた技術をずうっと受け継いでいるんだって。
テレビがどんどん鮮明に無機質になっていくのは、
カメラと同じで、
美しさや雰囲気ではなく「はしまではっきりさせる」ことが目的のような気がする。
それが、いいことである、っていう風な錯覚を時代が起こしている。
でも、もうみんな気づいているのよね。
自分でも知らないあいだに「しあわせの形はこうですよ」と刷り込まれてしまっているのが怖いです。
飲み込まれてはいけないなぁ、と思います。
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あおば
最近デジタル画像が鮮明になって、却って表現力が乏しくなったような気がしてます。
誰でも何処でもハイビジョンという時代が到来しても撮すものがなくては退屈するだけです。
作者より:
コンテンツの問題なのになーぶつぶつ。
読んでくれてありがとう。
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