(d)/ふるる
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- ぽえむ君 
- 佐野権太 
- 落合朱美 
- ルナク 
- 服部 剛 

この散文詩自体が一枚の空白のキャンパスであり、
絵筆で塗り込められてゆく<白>が<鳥>になってゆくのが見えて、
印象に残りました。

個人的には1ヶ所だけ、
>前の翼はだらんと垂れ下がり、後ろの翼は刺さっていた

>頭はだらんと垂れ下がり、尾は刺さっていた 
としたほうが読者はわかりやすいのではと思いました。 

- もこもこわたあめ 
 
作者より:
読んでくださった方、ポイントをくださった方、ありがとうございました。
どうやら3部作だったようです。無事に終わってよかった・・・

服部さんへ
白が鳥になってゆくところを見ていただいて、ありがとうございました。

なるほどー。頭と尾ですか。私が読んだときは、頭と尾は別にある4翼の鳥で、前のは未来で後ろのは過去かなあと思いました。でも、どのように読んでいただいても。
---2007/09/10 21:31追記---
あざれあさん
はい、近親相姦ものです。分かってくれる人は少なかったですが。
ミレーの素描は大大大好きです。なんて愛らしく世界を見ているんだろうと。
セザンヌも好き。セザンヌは、線によってできた物と空間をこよなく愛する人。
どちらも「どーでもいいじゃん、農夫や林檎なんて。何でそんなの描くの?」と言われた人・・・。
これを書いたときは、エゴン・シーレが頭にありました。
シーレが鳥の絵を描いたらどんなかなと。えぐるような線で、ぎくしゃくとした鳥、じっとこちらを見つめる目
を、描いたでしょう。
羽は4つも描かないと思うけど・・・・。
シーレの絵にあるうすよごれた感じの白、画家の表す質感、そういったものを表そうとしたのかな。

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