回 帰/田代深子
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 窪ワタル 
- いとう 
- 岡部淳太郎 
- 銀猫 
哉哉・・蜩の声に聞こえます
- かぜきり 
- 「ま」の字 
 ポイントを入れるのが遅くなったのは、
1.「叔母」が良く分からない
2.「百合の花粉」が良くないように思う

からでした。正直今も上記のように思っているのですが、意味は分からずともある雰囲気というか、イメージが喚起され、そして音・表記の流れとしても良いと思ったのでポイントを入れることにしました。

 なお、これも初読のときからの感想なのですが、この空字交じりのやや不規則な表記はちょっとどうかなあ、という感じです。この詩の良さを味わいづらくしているのではないだろうか? 普通の行分け詩の形にした方が深みがあるのではないか、などと思いました。今日また読んでみて、私もこの書き方に慣れてきて、この形の持つ味わいが私なりにわかってきた気がしたのですが、それでも普通の形にした方が総合的にはいいんじゃないかなあ、と思いました。
- 木葉 揺 
- 佐藤伊織 
- 吉原 麻 
- 久米一晃 
 
作者より:
>銀猫さん はい あの遠いんだか近いんだかわからない声です

>益野さん 本作のような文字のばらしを わたしは滅多にやらないわけですが やってみると「不規則にする」というのが如何に難しいことか それが楽しくなってしまいました 基本的にはリズム優先ですが 文字配列が不規則であれば読者はその文字がそこに置かれる理由を探ってしまうのでしょう これが読みの妨げになるのかもしれません しかし本作は穴だらけで辻褄の合わないのが じつは主眼なのです はい

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