灯夜行/木立 悟
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 塔野夏子 
- 砂木 
櫂のない手で 夜を漕ぎ
音のしないほうに
包まれていく

幻の 群れは分けられ
赦しえた輪郭が
水になり
点在して 見届ける

しずまらない ふちどり
ばらけていく奥の 闇と光

朝が流れる前
みつめあう 浅瀬に
- 和泉 輪 

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