未詩集1/道草次郎
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 朧月夜 
- 田中宏輔 
- アラガイs 

このように多くの言葉が連に分けられた詩。または告白文を中心に言葉が書き進められる詩も、それは読み手の中に何かひとつでも残ってほしい。書き手の想いは皆同じです。田中修子さんの感想ともダブるのですが、表現は申し分なくお上手です。ですが、この未詩集と題された多くの小品を読み終えて何が残るのか、と私自身に問うてみれば正直余韻は薄いのです。読みやすくて何か言いたいことが気配からわかる。しかしこの気配が何処に向かわせるのか、私にはピントが合わない。これは非常に残念だと思います。難解な言葉使いで表現される方もいれば、文体の美しさやリズム、または読みやすく内容に趣きを置かれる表現者もいる。多くが素人の方ですが私もある程度は詩を読んできました。総じて言えることは、上手く表現できるように成れば成るほど、独自性には悩まされるものですね、と。このことはべつに表現然り、だけではなく、その独特な世界観にも左右されるとは思うのですが、体を成していない支離滅裂で勝手な感想ですね。寝不足であたまがふら~と失礼をいたしました。


---2021/04/04 01:53追記---

---2021/04/04 01:55追記---
- ただのみきや 
- ひだかたけし 
- TwoRivers 
ひらがな詩が特にはかなくてやさしくて好きです。
- 宣井龍人 
- 梅昆布茶 
 
作者より:
お読み下さった皆さま、ありがとうございます。

アラガイS様、ご指摘ありがとうございます。おっしゃる通りです。余韻が薄いというのは本当にそうでして、読み手を何処へ向かわせているのかそれも曖昧です。それはやはり必要ですね。どうしても希薄になります。早かったかも知れません。でも、ご指摘とても嬉しかったです。ありがとうございます。とりあえず、今の自分の頭で出来ることをしているだけなのですが、そういうのも、本を読んで考えたり畑を耕したりしてまた少しずつ考えて行きます。アラガイS様のコメントを読んでいて、どこかで小林秀雄が自分の批評が年々ほめるものに変容していったと言っていたのを何となく思い出しました。勿論ぼくの作などは褒貶の対象にすらならないでしょうが、また、どちらかと言うと激励のコメントという風に受け取ったので何とも言えないのですが、とにかくそんな事を思いました。

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