作者より:
森田さま お久しぶりです。久々帰ってまいりました。ご親切なコメントをいただけてうれしいです。
子供のころ、空を見ていて吸い込まれる感じがしたというのは石川啄木だったでしょうか。自分は子供のころ、本当にそんな感覚を持っていました。
高いところに上らなくても、僕は空と一体になれる、いつまでもどこまでもいっしょに行ける、そう信じていました。就職に失敗し、某試験を受けていた時代、よく公園の芝の上に寝転んで勉強しました。そんな不安定な日々でも空を見ていれば何とかなると思えたものです。
いつしか仕事をはじめ、日々の忙しさに紛れるうち、気づけば空はそんな魔力を失ってしまったのでした。
思えば、不安だったからこそ、先が見えなかったからこそ、空は自分を導いてくれる気がしたのかもしれません。
長々失礼しました。
wcさま
いいねくださってありがとうございます。カリグラムの詩というのはアポリネールという詩人が好きだった学生時代よく書きましたが、自分の想像している以上に作り出す絵に不思議な効果があるなという印象を強く持っています。