子宮の中からおはようを言うわ/印あかり
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 豊嶋祐匠 
- 羽衣なつの 
- 石村 
>子宮の中からおはようを言うわ
この一行の強烈さに息が止まる思いでした。
- アラガイs 

刺激的な詩ですね。魂の相性が気持ちいい。やわらかな摩擦がいい…
言葉と心を 大切に汚し、ゴミにするの、 ヒントはこの反作用的な操作に隠されているの、でしょうか。?
つまり皮膚感覚で言葉を捉えるならば血脈に内臓。吐き出すものと溜め込むものの区別もつかない。わたしは子宮に隠れながら言葉を紡ぎ出すわ、いつまでも。ってことでしょうか。これは詩に対してどこまで誠実であったのかという自戒が、作りだす言葉の対象に向けて自らを激しく罵る。またそれは恍惚感にも呼び起こされる所作なのだ、という魅惑としても宛られている。などと言ってはみても、実際この罵倒は直接彼に向けられているのに、奇抜でおもしろいわねあなたって、あは、は(笑う笑う)…ああ、そのようにわたしは失笑されるかも知れない、との覚悟で、これは自戒自省詩なのだ。思い込みで読んでみましたが、はて?失礼しました。

- 杉菜 晃 
- la_feminite_nue(死に巫女) 
 
作者より:
>石村様

ありがとうございます。これからも時々擦って大切にしていきたい一行が生まれました。

>アラガイ様

色々考えてくださってありがとうございます。単純に恋愛とエゴとエスというものをイメージしてました。摩擦があること=魂の相性がいい ということで、彼のことを激しく憎みながらも(それを「やわらかな」と自分に騙そうとしている点も含めて)、それは愛さないことにはならない拮抗した状態、ですね……。詩を書く人を意識して書いてはいないのですが、今回の詩、自分に似た境遇の人が主人公になってしまっている以上、そうなのかもしれません。
最後の一行は、エスとエゴとの折り合い、スーパーエゴの爆発をイメージした一行でした。

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