看取り(3/3)/吉岡ペペロ
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- ただのみきや 
- 殿上 童 
- たま 
ペペロさん、このお作は再掲載でしょうか。以前に拝読した記憶があります。
このまま短編で終わるのか、続きがあるのか、気になるところですが、できれば続きを読ませてほしいです。
それで、タイトルですが、もう少し漠然としたものがいいと思うのですが、如何でしょうか。もし、続きがあるのでしたら、一度、考えてみてください。
つい、最近、日本で働くフィリピンの若者たちを描いた小説を読みました。その背景にある母国の貧しい暮らしが、ペペロさんのこの小説にもあるのだと思います。しかし、この日本のどこが豊かで、どこが貧しいのかと考えたら、答えは見つかりません。
父と子の物語がすべてであって、そこにささやかであっても豊かな母国が存在するのです。それはおそらく、ペペロさんの暮らしの底辺にあるものです。
世界の中の日本がこのような形で描かれることに眼を奪われます。まぎれもなく小説ですね。
ペペロさんの作家性に惹かれます。ご健筆を。


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