作者より:
この詩は、リベンジポルノについて考えながら、書きました。
リベンジポルノとは、復讐ポルノという意味であり、元恋人や強姦魔が相手の性的な写真や動画を使って、被写体の女性を脅したり、勝手にネット上にあげる行為のことを言います。
ここ一二年の間に、この行為を規制する法律ができるようです。
女性の肉体を持つということは、なんて不自由なんだろうと思います。
自分の肉体なのに、ままならないものに弄ばれているようです。
自分の経験や、友人の話、嫌なニュースを聞くたびに、かなしくて悔しい気持ちになります。
ただ生きているだけで、道で、電車で、学校で、職場で、野菜のように勝手に品評されたりします。
うばわれたくなくて、書きました。