雪列車/藤鈴呼
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- やまうちあつし 
- 由木名緒美 
- ただのみきや 
- 夏美かをる 
 
作者より:
ありがとう



*設定解除さん、

物理的に重くなったのみならず思考回路が豊かになっていたり人生の実となる部分が増えたと言える自分に気付けた瞬間は
きっと誇り高い気持ちに近付けるのだろうと推測します

今 住んでいる場所には 大糸線と言う列車が走っていまして
桜や海や紅葉や雪を背景にすると 素敵な写真が撮影出来そうだなあ、だとか
新緑や冷風を感じながら車窓の景色に埋もれて見るのもオツだよなぁ、だとか
妄想ばかりは広がるのですけれども 住み始めて四年、終ぞ乗らぬままにサヨナラしそうな季節になって参りまして
それだけはすまい! と 心にキツク誓っているところなのでした

言葉も曲も どんなにスパイスを入れても その味が苦手な方には届きませんよね
上手い具合にクリックした瞬間と心のタイミングがピタリと合った時の安堵感と言いますか
充足感を得るために 言葉紡ぎを続けているのかも知れません




*心にも無い言葉は言えないさん、

風の最中に立つ状況ならば壁を探したり穴を見付けたり はたまた風そのものを愉しめたりもするのでしょうね
自然界と隔絶された空間、例えばガラス張りの室内から眺めると葉の動きを視界に収めることは叶っても
風のくすぐったさを肌で感じることは出来ませんものね
されど心で感じる風の存在にホッと一息吐く瞬間があるのでしょう

風の目の前に立つ場合
両目を閉じても さわさわと流れる滝の音で風の存在を感じてしまえますが
硝子張りの空間から眺める風の場合は 両目を閉じてしまったら 存在ごと消去できそうな錯覚に捉われそうです
それは決して 妄想を逸脱しないのですけれど・・・

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