作者より:
久しぶりのオンガキで、「気候」のタイトルで書きだしたのですが、最終行の「窒素ガス」に変更しました。レイモンドチャンドラーに「ネヴァダガス」という短編があったなと思いだしながら・・。
- beebeeさま、ありがとうございます。
- sadame3さま、ありがとうございます。
>おはようございます。
>コンクリートの強度を計る器具が御座います。
>「シュミット・ハンマー」と言う物です。
>反発を数値化します。まるばつと言うあそびをご存知でしょうか?
>それのスタートは線を引く事から始まるのですが、似た線を用います。
>きちんと測定する為です。数値は「まるめる」必要があり、数ヶ所の
>値が必要なのです。
>役人立会いのもと、きちんと所定の強度かどうか検査されます。
>本当にバカバカしいのですが、かねを渡してごまかす監督がいます。
>役人は命より金を選ぶと、技術者は本分を捨ててしまう。
>結果、多くの人命は失われ、責任は曖昧にされる。
>恐ろしい。
>いわゆる「しゃばこん」と呼ばれるコンクリートがあります。
>その上「過剰なバイブレーターの使用」と「すそのの広い」
>と形容される建造物が出来上がります。
>恐ろしい。
「シュミット・ハンマー」野球の硬球を投げつけると、跳ね返り具合で、ある程度はコンクリートの強さが分かったのを思いだします。
軽量短薄、安価なものほど、故障を起こすと徹底的に分解され責任追及されますが、巨大なものはなかなか実証しづらいところがあり・・。
「しゃばこん」勤務先の古い建物が陳腐化し、建て直しのために壊されたとき、「しゃばこん」の証拠がゾロゾロ現れ、驚いたことがあります。業界の方達には常識だったようで、この程度ならば上等の方だとおっしゃっておりました。
- ……とある蛙さま、ありがとうございます。
- たまさま、ありがとうございます。
- 空中分解さま、ありがとうございます。
---2011/10/09 11:53追記---