ポエト・サンフォニック/salco
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 高梁サトル 
個人的に祈りはやり場のない怒りを昇華する効果があると思ってます
最後に残るのはどの音なのでしょう。
- るるりら 
被災地への祈りは、鎮魂。それから、継続して余震もつづいていので 自然にたいする畏怖。それから原発については、天災によってもちらされた人災の終息。この祈りは 人が人である以前から 持っていた死が 怖いところから来る感情だとは思うけど、思いすぎるより 寝たほうがよいかもしれないですね。下手な考え 休むに似たりって 昔の人は言ってましたし。どうぞ どうぞ みなさん悲観しすぎず、寝て ちょんまげですね。(詩を もしかして 読み間違えましたか?)
- 恋月 ぴの 
- 真山義一郎 
- たま 
100台の振り子式メトロノームが一斉に動き出す・・それどれの目盛りはバラバラだから100のテンポがあるわけです。100人の祈りがバラバラだったとしても届かないとはいえないけど。そんなことよりも100台の結末をぼくは知らない。ぼくの祈りはどこへでも飛んでいける宇宙式の貨物船で運んでいるけど、ほんとに届いているのかなと思ったりしたら祈りではなくなる気がする。だから届かないのかも^^
- 瑠王 
身勝手さ故にか、それ皆は押し黙って。

---2011/04/01 03:23追記---
罪人の祈りがサイクルを経て結局は己に向けられているように。
タイタス・アンドロニカスの引用、ありがとうございました。
個人的にもっとよく聴いてみようと思います。
悲しみは共有できるものではない。
できたとしてもそれは決して簡単ことではなく、
軽率に触れられるものではないのだと思います。
これも私のエゴかもしれませんが。
 
作者より:
高梁サトル様 : お言葉も下さりありがとうございました。おっしゃる通り、祈りはそのような転換作用があり、慰撫や鎮静の手段なのでしょう。
そこに在るのは自己の心理、その行程であって物理性は無く、祈願成就の力学などセルフ・イメージでしかないわけです。具体的行動を伴わぬ
「他者の為の祈り」など無為の言い訳、ただの自慰、三こすり半でピュピュッピュ! スッキリは本人だけというわけで。
るるりら様 : お言葉も下さりありがとうございました。冥福は私も祈ります。但し貴女様もその無効性はお感じでしたでしょう。死者は既に痛苦から
解放された状態にありますが、涅槃の作画が生ある間の恐怖、絶望、窒息や挫滅の非業を相殺するわけでは微塵もありません。たった50人であの巨大施設
3棟に対峙させられた作業員と東京電力社員についても、実効性として関与したのは自衛隊や消防の参入です。その意味で、安全点検のため首都圏の交通網
が寸断されていた翌日の時点で、詩の朗読会を早速チャリティーに換えて告知した詩人の方の心性、機動力を、言葉の実証性として私は尊敬します。
発語で食っている「プロ」、お笑い芸人の何人もが真っ先に被災地へ向けた行動に出たというのも、思えば極めて示唆的ですよね。
とうもろこしの悲劇様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
恋月 ぴの様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
真山義一郎様 : お目に留めていただきありがとうございました。 
たま様 : お言葉も下さりありがとうございました。被災者が知りたいのは肉親や知己の安否であり、希うのは生活基盤の原状復帰、人を亡くした者が欲するのは
唯一つ、死者の生還だけです。阪神淡路の時同様、避難所の解散と共に彼らは疎外の弧絶に追いやられます。困窮に対し外野が心を寄せる、気に掛け続ける事が重要
ですが、「お困りでしょう、私に何ができますか?」という言葉を裏書きするのは結局、アクションしかないと私は思います。言葉にこだわりつつ文責からは免れる
詩人とやらの自由意思が、拝み屋や葬儀屋の式次第程度のたわ言しか吐けないとすれば、滑稽以前の人間無残と言わざるを得ません。
山崎尊様 : お言葉も下さりありがとうございました。タイタス・アンドロニカスの台詞に?For these, these, tribunes, in the dust I write
My heart's deep languor and my soul's sad tears. Let my tears stanch the earth's dry appetite ; My son's sweet blood will make it shame
and blush."から始まる長い悲嘆があります(翻訳力が無いのですみません)。これが喪失者の祈りであり、この慟哭すら聞き届けられる事はありません。
ならばテレビ越しのシンパシーなど、忘却の前段に過ぎないでしょう。
ひかり。様 : お目に留めていただきありがとうございました。

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