作者より:
果音さん、ありがとうございます。
uminekoさん、ありがとうございます。
久しぶりに現実から離れて、自分の詩の世界を見ました。
気に入っていただけたようで、良かったです。
kauzakさん、ありがとうございます。
ヨルノテガムさん、ありがとうございます。
そんな映画があるんですね、知りませんでした。
去年くらいから、ここの映画館ポエム座スレのログを参考にしながら
ぽつぽつとカンヌで賞を取った映画を見ているのですが、
それらの影響もあるのかもしれません。
一番最近に見たのは、3Dの「アバター」で。
そこに青い巨人がほぼ半裸な状態で全編に渡って登場するのですが、
彼女の堂々とした半裸っぷりが無意識のうちにこの詩に反映されたのかもしれません。
もしくはこの間読んだばかりのナナナンキリコや南Q太、
やまだないとの漫画の影響を受けているのかもしれません。
当たり前のように女の裸を盛り込んで展開する漫画のストーリーに魅せられたばかりだったので。
この詩を書いているときは、
頭の中で進んでいくイメージを言葉に載せただけなので、
自分でも氷づけのジュゴンが何なのかよくわかりません。
私自身、読者的な視点のままこの詩を書いていて、
全裸の女の持つ緊迫感をリアルタイムで味わっていました。
むしろこの詩は自分が楽しめればいいやという詩なのかもしれません。
氷づけのジュゴンは、僕の中では性的なものというよりも「死んだもの」のイメージに近いかもしれません。
「彼女は死体になっていた」と書かれるよりも、「彼女は氷づけのジュゴンになっていた」と書くほうが、
現実で感じる「死」というものに近いような気がするのです。
リンゴが性的なものを指しているのかもしれません。
それにしても、ジュゴンは人魚と関係が深い生き物だと言われているし、
リュックベッソンの映画と思わぬ相関があったことに驚きです。
そういえば私がここで最初の方に投稿した詩にも、
フランス映画の切り口で感想をつけてくださいましたよね。
私がフランス映画を見始めたきっかけの一つはあの感想だったのかもしれません。
そして、それをきっかけに裸の女のロードポエムができあがったのかもしれません。
(ロードムービーと言えばヴィムヴェンダースの「都会のアリス」が好きです)
読んでくださった皆さん、ありがとうございました。