夜/A-29
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
-  
ふむふむ。
一見して、同じ一つのテーマで書いた(とおもわれる)短歌が2首。。
いや、同じテーマをそれぞれビミョーに違ったべつべつの視点、角度から描いている作品なのだろうか。。
いや、一見同じよーに見えているだけで、そもそも2首とも完璧に孤立したべつべつの作品なのだろうか。。
それとも、まだ完成(=筆を置いてハイ終了! 的な意味)には辿りついていない、試作段階にあるがゆえの「2首」なのだろうか。。
それとも、とりあえずどっちも「完成」はしているが「これ以上選べない」ということなのだろうか。。
とりあえずどっちも「完成」しているが「どっち」の歌を前面に押し出したらいいんだろう、、というまさにそういう悩ましい心的状態そのものが表現されているスペースなのだろうか。。
そもそも僕たちは常にどっちかひとつを選ばなきゃいけないのだろうか。。
あるいは「失敗」と「成功」が標本されているのだろうか。。

いろんな「読み」を可能にさせるすばらしい作品だとおもいました!

---2009/10/31 04:50追記---

なるほど、です。
や、「作者より」の欄を読んで、もしかしたらそうじゃないかなと推測してはいたんですが(2首並んでいることの経緯について)。。^^;

しかし、あらためて「作者の手が透けて見える」A-29さんのこの展示方法はすばらしいとおもいます。^^

(たとえばジャズのインプロヴィゼーション(即興演奏)というものの目標のひとつが「事件」を捉えることだとして、この「夜」と題された作品のスペースもまた、何事かの「事件」を捉えることに成功しているとおもうのです。)
 
作者より:
孤蓬さん、いつもアドバイスありがとうございます。

口語で詠んだつもりが。不注意でした。^^;
---2009/10/31 00:10追記---

ツナさん、コメントありがとうございます。
じつは孤蓬さんから文語なら文語、口語なら口語と統一した方が
いいのではというアドバイスを頂きまして、改めたのが二首目です。
一首目は文語で統一したつもりだったのですが、「洗って」が口語
になっていることを見落としていました。
そこでいっそのこと口語でやってしまえと、二首目を書き添えたわけです。
ハイ。^^

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