香水/1486 106
 
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作者より:
〈対訳〉

煙草の匂いが好きだった
貴方の横でいつも感じていた
ろうそくの灯りの中で

香水の匂いが嫌いだった
貴方が隠す秘密の数々が
私を夜に置き去りにするから

愛は潮の満ち引きのようで
それが正しかったなんて言えない
貴方はまるで孤高の騎士で
私はただひれ伏してしまっただけ



煙草を吸ってみた
一発で嫌いになった
なんでこんなのが好きだったんだろう
まったくもって理解できない

香水を付けてみた
スーパースターになれるような気がした
もう部屋の中に閉じこもっていられない
心の中に花が咲いた

愛は潮の満ち引きのようで
だけどもう爪を噛んだりしない
未来へ続くレールを見つけたから
貴方にサヨナラを言った

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