作者より:
みなさん、いつもハクシュとコメントありがとうございます。
茨城県の那珂川をカヌーで下っていると、
水底に力尽きた鮭が沈んでいました。
思わずシャッターを切りましたが、
手元がぶれ鮮明には撮れませんでした。
ただ、ぼんやりと横たわるそれが、
何かを私に告げたような気がしたのです。
よく蟻について思うのですが、鮭でも同じで、
生き物って、生まれて・子ども産んで・死んでいく、
単純な連鎖に驚く気がしませんか?
そんな中に意味があるとしたら、それは何でしょうか?
生きるということ、そのものが何か意味があることの
ように感じて、神とか宇宙の意思とかを感じます。
力尽きた鮭が象徴するものってそんな意思のあること
の証のように感じました。
生命のあがきって、その一つの証かなと。
何回も修正をしています。散文詩に変えたこともあります。
でも最初は普通の詩の形式で書いたので、やはり言葉は
この方が続くようにも思います。実は今も迷っています。