創書日和「指」 Touch/大村 浩一
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- たりぽん(大理 奔) 
- 北野つづみ 
- 佐々木妖精 
- 前田ふむふむ 
- 吉岡ペペロ 
ほーっ
- 乱太郎 
 
作者より:
「指」という、理系で言うところの官能的な素材を、どう描こうかと悩みま
したが、指がする微妙な筆致という連想から、こんな作品になりました。

 原型になる詩は数日前に出来たのですが、他の人から見て何を描こうとし
たものかサッパリ判らない(汗)詩だったので、アタマを冷やして文脈が通
るようにフォーカスしていったら、ムンクの構想した、複数の絵で展開され
る作品のイメージになりました。
 個別の絵が詩作品で、それが「描いた後ににじんでいく」のは、作品が読
者との関わりから、作者自身の思惑を離れていくことを表しました。

「詩は私や誰かのために書かれなくて良い」とはシビアな物言いですが、何
かを称えるような詩や、誰にも受け入れられる様な詩が、却って体制側など
に悪用されてきた歴史を踏まえて入れた文言です。単純な、芸術史上主義と
一緒にされると辛いです。商業性の否定には近いですが。

九里さん、ある・たりぽんさん、比呂さん、:-)さん、
北野つづみさん、佐々木曜さん、ともさん、 縫ミチヨさん、
マーガリン猫さん、前田ふむふむさん、橋本きぶんさん、
真山義一郎さん、

 ありがとうございました。

ともさん、コメントありがとうございます。
#大人の指を感じました☆
くすぐったいです。(笑)
詩を書かせるのは、むしろ自分の中の子供だという気はするのです。

マーガリン猫さん、お久しぶりです。お元気ですか。
#気遅れした線ていいですね。
「迷いが無い線」ていうのは、振り返ってみると傲慢だったりする。
かといって押すべきところは押さないと、皆が不幸になったりもする。
自分を客観視出来ているか。細かい所に出る本質的な差には、敏感で居たいです。
---2007/12/15 09:39追記---

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