作者より：

■この詩について
テーマは「旅」
何のために旅をするのだろう。
こんな疑問から始まった。
今いる場所が窮屈に思えて、空気を変えるためといった
単純な発想もよしとして、その醍醐味はその地のそこで
生きる人の生き方を見て、そこから自分が生きている
場所や生き方を考えることではなかろうか。
それはその場所に行ったからといって必ずしもできる
わけでもなく、ふと立ち寄った場所でそういったものに
出会ったりすることもある。
旅の面白さや難しさというものがそこにあり、それが
「旅」という本当の価値なのかもしれない。