夏の骨/今唯ケンタロウ
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 前田ふむふむ 
- 藤丘 香子 
- 北大路京介 
- 恋月 ぴの 
- atsuchan69 
- アングラ少女 
- K.SATO 
色彩がすきです
以下の方がポイントなしでコメントを寄せています。
- 池中茉莉花
個人的には好きなのです。でも、やっぱり、子どもにはきつすぎるような気がします。それは、「漢字」をよむことがきついということではなく。わたしの中では、松谷みよ子さんの『ふたりのイーダ』が心に刻み込まれているのですが、それは、「原爆」のすさまじさを、事細かに描写しなくても、子どもの心にも、そしてもちろん大人の心にも、強く訴えかける重みがあったからだと思います。やわらかな、イメージで書かれているのに、肉がそげ落ちる描写だけが、どうしても、子どもの視点にたったとき、そこだけがインパクトを持ってしまうような気がするのです。
 
作者より:
「夏の骨(詩童話篇)」初出:『文学極道』2007年6月
【17枚/創作:2007年4月】
―――――――――――
MEMO:
詩童話篇
2007年4月、メリーゴーランド童話塾ワークショップ提出
―――――――――――
池中茉莉花さん、前田ふむふむさん、藤丘さん、北大路京介さん、緑川ぴのさん、atsuchan69さん、文月悠光さん、アングラ少女さん
読んで頂きありがとうございます。 

池中茉莉花さん、ご意見ありがとうございます。
通常の童話としての評価は、池中さんのご指摘なさる通りかと思います。

ちなみに3については、もともとこの詩の一部として創作したものですが、初稿ではこれだけ「肉のゆめ」というタイトルが付いていて、少し以前からあったイメージの気がします。
このモチーフを生かし、児童文学における短編としての「夏の骨」も創作しました(作品としては、本作とは全く別)。
お目にかかる機会があれば、と思います。

Home
コメント更新ログ