城戸賞、落ちました(笑)。/平瀬たかのり
平瀬たかのりさんのコメント
アラガイさん。
早速のお返事ありがとうございます。たいへん嬉しいです。
最初はそうでもなかったのですが、だんだんと凹み角度が大きくなってきまして(笑)
二次までは無理としても一次はナントカいけないものかと思う自分がいたのは事実で。で、それが叶わなかったってのは「箸にも棒にも」レベルだったのかしら、なんて思ったり。そこらへんが客観的に見えにくいのが独学の限界かなと。

シナリオというのは映像化が大前提でありまして。つまり「今」の観客、視聴者にダイレクトに訴えかけなくてはいけません。ということは「今」を切り取らなければならないことは分かってるのです。
でもですね、ボク、ストーリーの中で「スマホ」は使いたくないのです。携帯電話もインターネットも少し抵抗がある。ですから落選作も今書いてるものも舞台設定は90年代前半です。でも作品に映像化されうる力があるなら、次々開発される文明の利器をとりいれなくても、「今」をちゃんと描けるのではないかと思ってます。甘いかな。

しかしいきなり権威、歴史ある「城戸賞」というのはちと荷が重かった(笑)。でも意外と少ないんですよね、シナリオコンクールって。枚数規定もけっこうまちまちで。ですから、映像化は前提としなくても、入選作はネット上で公開される、みたいなコンクールが頻繁に開催されたらいいのになあ、そうすれば裾野も広がっていって、安易な漫画原作リメイクという風潮も少しずつ変わっていくのじゃないかなあ、なんて思ったりしてます。

今、書いているもの、書き上げるのにもう少し時間がかかりそうです。やはり、初稿→改稿→決定稿という順番はちゃんと踏みたいので。年内になんとかと思っているのですが。
そうして一応の完成をみましたら、その時に私信の方を送らせていただきます。できますればメールに添付した原稿を送付させていただこうと思っておりますので、ご了承いただけるようであれば、その節はおりかえしお返事いただければありがたいです。

このたびはお返事いただきありがとうございました。励みとし、書き続けようと思います。