石筍/吉田友佳
すいせいさんのコメント
90年代言語派の潮流を受けた作品とも分類できそうですが、それに留まらない新しさを感じる事ができました。
一見硬質な名詞を中心に迷路のように綴られるこの詩の世界の内奥から、女性的な感情の丸み、叙情を感じられます。