ほころんでもほどけない蕾のために/ただのみきや
アラガイsさんのコメント

---2021/04/04 14:48追記---
うむ、難しいな。例えば眼を瞑り花の蕾だと言って手渡された大蒜。見事に改良されたそのみずみずしい表面のやわらかさにスイートな香り。一口囓って私は吐き出してしまった。眼を開きそこに紅いカクテル光線が降りかかる。対照を前にして私のあたまの中身はひっくり返る。これで対称性は破れた。なんて勘違いにも、言葉による驚きとはこのようなものでもあるのかな、などと…