わたしは詩をつくれない/左屋百色
アラガイsさんのコメント
あの東北地方を襲った震災を目の当たりにして、多くの詩人もまた虚無感に襲われたと思います 。あまりに大きな悲しみの跡に残るもの。そんなことを考えながらも、ちょっと眼を離した留守に駐車違反の切符を貼られてしまったりするわけです。様々な人々が係わって暮らしている。日々自分の小さな使命を全うしている。ある局で流れ出た歌が流行っていますね。人々の絆をテーマに、復興への勇気と願いで涙を誘っています。聴けば凡庸な歌詞ですよね。しかし多くの人々からは称賛で迎えられている。それを一概に凡庸だと撥ね付けられるでしょうか?
震災から人災として、原発事故への対応は長く尾を引きそうです。
あの米国発金融危機を引き起こしてしまった当事者の大物たちは、いまだに誰ひとり責任を負ってはいないそうです。複雑でより多くのことは、結局知らない方が幸せなのかも知れないですね 。
多くの人々は見向きもしない現代詩。それでも詩人は詩を描き続けるのです。