安らぐひと/恋月 ぴの
紙飛行機さんのコメント
トップ10なのでいちおう読みましたが、ひどすぎやしませんかね。
あ。「ひどい」ってのは禁句だったのかな、ここ?w
まず、語彙の使い方。中学生レベルの語彙の使い方の基本だけは押さえておくようにしましょう。
たとえば「弔意」。これは「死んでしまった」人のお葬式に参加した人が読みあげる哀悼(のことば)です。
語り手は意識を持って生きているのですから、いきものから弔いのことばをどうやって受けとるのか???
現代は医学が発達している。不治の病からいつ蘇生するかもしれない。病人に弔意なんて失礼だ。
それから、
「そして安らかと朽ちる」
なんていう日本語の使い方はありません。
「安らかに朽ちる」でしょう。
いや、これは詩だからいいのだというのは通用しません。
文法の基本を踏襲して書かれている全体の一点だけ、踏み破るだけの必然性もない。

さて、詩の評価ですが、
どんどん退化してゆく日本人の精神構造が無意識に表出されています。
これを書かれた人も評価する人も、どんどん退化している。
この作品などもはや古色蒼然とした詩吟のよみがえり世界です。
ある意味、不気味な感じをもちました。

---2010/11/15 07:46追記---