横須賀の港でぼくは猫にうんざりしていた/石川敬大
石川敬大さんのコメント
ぼくは元来、猫好きだ。
猫好きがこうじて猫と結婚した…
んなはずないが、猫みたいな女の子ばかり好きになり、
猫みたいな女の子と結婚した。金沢文庫で暮らした。猫を飼った。
いや、もともと彼女の家にはシャム猫が二匹いた。
彼女は、母猫みたいな存在だった。

…と、それくらいを、この詩の枕言葉としたい。