かっこいい散文/左屋百色
ゴースト(無月野青馬)さんのコメント
この作品は、現代詩フォーラムに、設置された「美学の箱」のようなものです。
様々な美学について、
言及されているように思いました。
男性性と女性性についての捉え方や、
詩に満足しない姿勢もその1つなのだと思いました。


まゆ毛をかく道具は、アイブローというそうですが、化粧箱の中に入っていたのでしょうか。
パンドラの箱の中には最後に希望が入っていたわけですが、
アイブローが入っていることも希望なのだろうと勝手に連想しました。


また、自転車を通して、
女性性と男性性は交通したようにも思いました。断絶もしていますが、共通性も、あるのです。
ヒトであるからです。 すれ違いながらも、それでも受け渡せるモノがある。受け渡せるタイミングは来る。(自転車のくだりのように)そのことにもこの作品は気付かせてくれました。


---2013/12/13 02:12追記---