私論・詩論・試論/……とある蛙
瑠王さんのコメント
自分が書いているものが、本当に詩と言えるものなのかと考えた事があります。"詩っぽいなにか"であって、詩とは言えないのではないかと。
現代という背景があり、芸術という幅の自由度が増し、アートを名乗る表現が飽和している中で、何が本当の芸術であるのかがわからなくなってしまっているのではないかと思います。
詩の話ではないのですが、古典美術を主とする彫刻家の友人がこんな事を言ってました。

今では面白い事をやれば技術は秀でてなくとも現代アートとして受け入れられてしまう。時々、自分がどういうものを創るべきかわからなくなる、と。

自分も仕事柄、技術を差し置いて発想に助けられてる部分があるので大きい口は叩けないのですが…。

正直な話、自分も詩を書くときに技術的なものはほぼ考えていないと言えます。
以前に讃美歌の韻律を参考に書いたことはありますが、それもその場限りの実験的なもので、殆どのものは意識せずに書いてます。

詩というものがなんなのか曖昧であるうちに、現代詩というフィールドに立ってしまったのかもしれません。(立ってさえいるのか)

ひょっとして、ちょっと外れてしまったかもしれませんが、こんな風に思いました。まだ考えがまとまらず、考え中です。
長々とすみません。
ポイントどうこうの内容ではないかと思ったので、あえてこちらに。
失礼しました。