創作童話詩/水菜
りゅうのあくびさんのコメント
こんばんは。

長編童話詩の素敵な原石に触れることが出来ました。良かったです。ですが、まだ日暮れて道遠しと考えます。ディティールと作品全般の構成が課題としても、あるかと考えました。

実は、私事ですが昨年暮れ、2016/12/31に創作童話詩集を、ある児童文学賞宛てに提出しました。現フォで出した複数の過去作を、大幅にリライトして、ひとつのストーリーに仕上げると言う仕事をしていました。

こちらも創作童話詩集とも言えると思いますが、一連の作品群は編集する余地が、まだ多大にあると思います。あくまでも、長編童話詩として成立することが前提としてですが。苦言かもしれませんが、まだ童話詩として改善の余地もたくさんあります。例えば、ひとつひとつの童話詩が、連続して展開していくことも課題ですし、メタファーとなるオブジェクトモチーフを展開していくことも課題ですし、何より、童話詩である以上に、物語性のある展開も課題かと考えました。登場人物や世界観の設定も不可欠でしょう。散見するに、そのような改善の余地が結構たくさんあります。

良い点としては、作中のメッセージとしての会話が文脈の中でフレーズとなっているのは、登場人物のアクションとして面白いですし、この作品群をひとつながりにする、労力はさらに大きいですが、どんな原石の磨き方をするのか、という楽しみも期待値として、覚えることができました。詩作は、物語の原点にもなりえますが、それを長編童話詩にするのは、とても手が掛かる仕事でした。長編童話詩の制作を詩作を原点として、取り掛かるのは、とても生産的な営為でもありました。「公募ガイド」などでの賞金を目指すのも楽しいものですし、挑戦したらいかがでしょうとも思った次第です。誠に勝手な私見ですがどうでしょう。