砂になるまで/岡部淳太郎
N.K.さんのコメント
作者の方にとっての「石」は、決定的に重い経験なのだろうとい
うことが、自分にとっては伝わって来るように思われた一方で、そ
の石が砂になることを想う可能性に触れたこの詩を読んで、作者に
とって例えば、その「石」を、石が砂になるまで、自己に引きうけ
ようとするような、決定的な「変化」が、訪れようとしているのか
もしれないと、本当に勝手ながらですが、思わされました。