届かないひと/恋月 ぴの
小川 葉さんのコメント
少し先に行ってしまった人よりも、
まだ少しここにいたい人を受け止めてくれるリアルさが、
緑川さんの作品にはあります。
そのどちらも心理で、対立し合っているのだとしても、
じつはそれらがここにあることで、
現代を後世に伝えるための好材料になってしまうのだと、
思っちゃうことがあります。