影踏み/梅昆布茶
狩心さんのコメント
少し楽しめたので、ポイントを入れます。

例えば私は、「影」にこそ、人間らしさを感じたり、味を感じるので、
「影の無い白い世界」はむしろ恐ろしい物であり、死のようなものであり、
美しく見せかけて実は恐ろしいものであるという、イメージです。

雪が降り積もって影が隠されてしまう、
この作品における「雪」は一体どういうモノなのだろう、
そういうことを考えさせるだけで、読むに値する作品でした。

---2015/02/06 08:42追記---

>人はそれぞれ自分の言葉という特別なコードをもつという
>たぶんそれは存在と繋がっていて

>そのほつれの一端から紐解いて行くことでしか
>その人に近づいて行くことはできないのかもしれない

上記の部分については、何となくは分かりますが、
今一、具体的に感じ取れないというか、
いや、詩なので具体的にわからなくてもいい(必要性は無い)のですが、
こと、上記の部分に関しては、具体的にもっと知りたいと思えるような内容なので、
やはり、作者は読者に対してそれを開示してあげた方が、
芸術としても学問としても娯楽としても、より一層価値が上がるものになると思います。