型番/たもつ
ヨルノテガムさんのコメント
>面識のない二人が偶然海で会ったら 
>どんな顔をするのだろうか
主人公しか知り得ない関係性の中で
かすかに生まれる現実を見据え
それを かすかな世界として描いている
最後の挿話に見られるように
他者が居ても居なくても それなりに
回っていく世界に 間借りしているような
主人公や登場人物の希薄さが横たわっている
幽かな(かすかな)という字がよく当てはまる感じ