インソムニア/直治
密岡さんのコメント
>くやしさ敷きつめて眠れぬ夜となる
「敷きつめて」が布団を敷きつめるようであり、敷きつめられてしまう部屋の狭さや作中主体の生活ぶりをあらわしています。

>しずけさうちよせて耳が淋しい
「しずけさうちよせて」が音の波のようなのに、「耳が淋しい」というしめくくりの意外さ。

>死にたい顔が夕暮ぶらついてる
「死にたい」なのに「ぶらつく」という日常がおもしろい。
---2020/06/23 22:31追記---