片思い/青星円
ぽりせつさんのコメント
>空は茜と群青の混じり合った
>見たこともない色をしていた

人の持ちえる至上の精神が
それを呼応するに足る感情の活性によって
「見たこともない色」を、
いわば神秘を起こしたのでしょうかね。

現実の許容し得ない事態=詩の体験は
間違いなく「美」ですが、
それを一度も体験しないという幸福の形も
ありますよね。

それが最後の一文に繋がっていくのですね。

ともあれ
神秘が見せた空の色を詩に書きとどめて頂いて
ありがとうございます。