詩を書いています/水宮うみ
ぽりせつさんのコメント
>詩は現実とは違う世界を見せる。

共感致します。

世界を変貌させるのが認識なら
純粋な自己観念である詩は
現実が許容しない世界にもなり得ますね。

そうした時「言葉の宇宙」にいたはずの
自己は、実は
現実の客体に脅かされ、
現実で培われた感性を以って、
現実で生まれた言葉(=ルール)によって、
そこに居ることに気がつく。

現実と詩の世界、
どちらの生も両立することは本当に可能なのか
という詩人の永遠の問いに対して
「嘘も本当も嫌いな」性格は、
それこそ救済になっているのですね。