満月/古具をふね
腰国改修さんのコメント
百足が跳び跳ね、それを魚にたとえているのであれば、「遊漁」ではなく、「遊魚」とされるのが正しいのかなと少し違和感を感じました。「遊漁」は「漁」である以上は行為を現す言葉で、「百足」という名刺を喩えるのであれば選択ミスであるかと思えてなりません。月下の光景に百足というどちらかと言うと醜悪なイメージを持つ生き物を美しく表現されているので、もったいなく感じました。シンプルで素敵な詩だと思ったのですが、その部分が残念です。


古具さん、差し出がましいコメントを受け入れて頂きありがとうございます。ついつい思ったことを伝えてしまうKY(死語ですが)でして。自覚してもなかなか治らないものです。私の書いたものへのご指導ご鞭撻も、また、良かったらお願いします。どうぞ、今後とも宜しくお願いします。

また、古具さんのおっしゃる通り、水菜さんの解釈はそれはそれでよいのではないでしょうか。正しい正しくないだけで、詩を鑑賞するのはどうかとも思いますし、色々な作者がいて、色々な作品があり、色々なレスポンスがあって当然だと私は思います。

今回は、言葉、特に単語レベルの解釈が問題で、また、漢字を使う我々日本語詩を書くことに慣れているものの宿命であると思います。遊という漢字と漁という漢字の魚という部分が真っ先につながり、イメージとして遊魚をある意味では正しく読み取り水菜さんは解釈、鑑賞されたのだと思います。

誤字を指摘した私の老婆心が、ひょっとしたらたしなめれるものかなと反省していますが、ある程度切磋琢磨や意見交換がないとお互い進歩しないように思ったのです。ただ、ポイントを入れるだけでもいいと思いますが、私は正直に出来るだけコメントや稚拙であっても批評的なコメントを書き、それをもとに作者と読み手が次を目指せたら、詩を書く人間も、日本の詩の世界全体も発展するんじゃないかなと思いました。そうではない人もいらっしゃると思いますので、その都度ぶつかるかもしれませんが、そういうことは世の中よくあることだと留意して
行きたいなと誠に勝手ながら考えております。
---2018/03/27 19:21追記---

---2018/03/28 07:28追記---