dharma,words「法語カレンダー」/アラガイs
一輪車さんのコメント
あまり深く関わったことのないふつうの人はみな混同してしまいますが
浄土真宗(開祖、親鸞)は西本願寺派と東本願寺派に分かれます。
また、
浄土宗(開祖、法然)は真宗とは別の宗派になります。
同じ大乗仏教ではありますし親戚のようなものですが、教えが根本的に違います。
浄土真宗の開祖親鸞は、仏像禁止、寺院禁止、信徒禁止、いっさいの修行禁止です。
許されているのは唯一「なむあみだぶつ」というお経を唱えることだけです。
ウソみたいですがこれが浄土真宗の教義です。もちろん親鸞の教えなどだれも守っておりませんが。^^
こんな教えを守っていたから親鸞の死後、浄土真宗は親鸞のお墓がひとつ残る程度にまで衰退し滅亡寸前になってしまいましたが、
中興の祖といわれる蓮如が、親鸞の教えをことごとく覆して浄土真宗を再興したのです。
でもそれは開祖の教えからすれば邪道であり反逆でもあり裏切りでもあるわけです。
ですからね、わたしは浄土真宗のほんとうのお坊さんとして生きているのです。
親鸞の戒律を守って真宗の坊さんであるには、お寺に関わらないし、坊さんの修行もしません。^^ 
ただ、7文字のお経を唱えるだけですが、親鸞は晩年、それすらもいらないと^^言い残して死んでおるようです。
つまり、インドで派生した大乗仏教はチベットや中国をへて日本に入り、
親鸞によって跡形もなく解体されたのです。跡形もなく。
それがいまのわたしという無形の坊さんの姿です。^^