ブラームスはお好き?/st
stさんのコメント
るるりら さま

いつもありがとうございます。

秋葉竹さま

ありがとうございます。



森田拓也さま、石村 さま
 
いつもありがとうございます。


ソロモンもいいですね。

この曲は、ふるい録音によいものがあるようです。若いバックハウス
の激情の演奏、そしてソロモンの優雅でリパッティなみの強靭なタッ
チ。どちらもペダルにたよらず、タッチや音の粒立ちが明瞭で、この曲の
第一楽章の、3回でてくるブラームスのトリルを完璧に弾きこなして
います。

この曲の、最近の演奏も含めたステレオ録音時代のものは、多くが
ペダルを深くふむことによって音量を上げ、ブラームスの重厚さを表現しよう
としており、その副作用としてタッチや音の粒立ちが不明瞭となり、ブラー
ムスのトリルもあまりよく聴こえてきません。

特に女性ピアニストなどは、この傾向が強く、この曲の重厚さを
表現するのに苦労しているようです。

この曲をペダルにたよらず弾くと、よほど頑丈なピアノでない限り
壊れてしまうでしょう。バックハウスはベーゼンドルファーを、
ソロモンはベヒシュタインを使用し、どちらもリストの演奏に耐えた
ピアノで、二人とも、ほかのピアノは使用しません。

ソロモンはこのほかに、マゼールとのライブがあります。

ところで、ブラームスのトリルのおもしろい録音があります。カーゾン
のステレオ録音で、最初聴いたときは、ようやくステレオ録音でこの
曲が聴けるようになったかと、よろこんだのですが、それが2回目で
普通となり、3回目のトリルはほとんど聴こえなくなるというお粗末さ
でした。1回目があまりに素晴らしいので、残念です。


ソロモン:ラファエル・クーベリック指揮

フィルハーモニア管弦楽団 1952年録音


9番目のトラックの

Piano Concerto No. 1 in D Minor, Op. 15: I. Maestoso
? Rafael Kubelik, Solomon Cutner-----からはじまります。


http://mp3-red.org/album/5429883/best-of-brahms.html