どうせなら酒色に溺れて/こたきひろし
鵜飼千代子さんのコメント
サシ飲みで語られていたら寝ちゃいそうだけど、詩なら読める。
ざっと読んだ後、2度読みするとあちこちに「これは?」と尋ねたくなる糸口がちらばっていました。書き言葉だと拾えるけれど、語りだと、話術の巧みさに連れていかれて上面を撫でてしまうのかも。そうであるなら朗読をする詩人の間では「朗読の為の詩の作法」のようなものも不文であっても共有されているのかもしれませんね。かくゆうわたしも、娘が帰宅してから数時間、夕食をだしながら、今日学校であったことや、推しメンの話など飽きることなく聞いていて、「JK語の学習中」と称しています。わたしにとっては「娘の話を聞きたい」が「惹き」ですが、「売れる売れない」は文才だけではない何かがそれぞれの関所での「惹き」になっているように思います。パートナーや職場はそう簡単に変えられませんが「作品を持ち込む」場所は「惹きのある」「自分と相性のいい」場所を探すのがいいのかもしれません。
詩の世界だと、出版社を作ったり、賞を作ったり、団体を作ったり、同人誌を立ち上げるようなペースでこれまでも繰り返されてきましたが、「本が売れない」も同じところにあって。古いものを潰さずリノベーションして活かすというのも魅力的、だけれど大仕事だなと最近考えたりします。調子に乗って長話になりました(*ˊᵕˋ*)੭ ੈマタネー