カレーライス/鵜飼千代子
鵜飼千代子さんのコメント
当時のデータが残っていないのですが、マス目ノートに残っていた初稿です。
わたしは父を「父さん」と呼んだことはありません。「お父さん」です。パパLOVE・
お父さんと自分のお父さんの素晴らしさ戦いをした父に勝ちたかった私狙いの男子はこれまで全部それ以
降ゴミ箱行きです。(煩いんだよ!理屈じゃないの。)

NIFTYでも有名でしたが、夫はいますが、わたしはお父さんが大好きで、男嫌いなので(三姉妹の長子。肉
体的なレズビアンはまだ経験がありませんが人として男より好きになったことはあります)臭う男には、警戒
赤外線であります。

先日、妹(男児3人の母)が「ハウスバーモンドカレーの甘口じゃ大人の口には甘過ぎて、ソースをかけたくな
る気持ちもようやくわかった。可哀想だったね」なんていっていました。一度言うと、二度としないんだよね。
きっと、それだけ傷ついちゃったんだ。

---2010/10/05 07:08追記---

ポイントいただきありがとうございます。



ミッチェル秋山さん 
> こういうの弱いです。
> 死んだ父親の事は
> 一貫して
> おとうちゃんと呼んでました。
おとうちゃんですか。わたしの友達も、「パパなんて呼ばせない。日本人なんだから、おとうちゃんでしょう!」という子がいました。(笑)

父は渓流釣りが好きで、昔ですから今のような洒落たリュックもなかったのですが、深緑の帆布で出来た
大きなリュックを背負って釣りに行っていました。高校の下校時に立川駅で一度、釣り帰りの父を見つけ
て「お父さーん!」って駆け寄ったことがあるのですが、なにかそっけなくて、家に帰って後から母に聞いた
話だと、わたしに気付いていたけれど年頃の娘に恥をかかせるのではないかと思って、知らないふりをし
て行き過ぎようとしたらしいんです。わたしは恥ずかしくないのに。
コメントとポイントをいただきありがとうございます。

ペポパンプさん
> ソースがダメなのは隠し味のトマトが消えてしまうからだと
> 友達は言ってました。(笑)
ソースにもトマト入ってますけどね。(笑)
料理人に対して失礼になるから、味を足さないという話ではなく、ご飯にみそ汁をかけたり(猫マンマ?)玉
子かけご飯だとか、見た目が綺麗じゃないという話だと思うのですが、インドのカレーは手でぐちゃぐちゃ
して食べますよね。(笑)
コメントとポイントをいただきありがとうございます。

---2010/10/06 09:38追記---
……とある蛙さん
> こういうのが好きですという性格です。
> 好みの問題ですが。
ありがとうございます。こういう詩も、一生にひとりが一作書くような詩かなと思います。

余談ですが、「父親をだしにしてわたしはいい子なのっていうことを書いている」という人はいるでしょうし、
褒められると跳ね返ってそういう詩は書かない人なら別ですが、普通は嬉しいのでそういう方向の詩を書
き出したりします。よっぽど自分で気をつけていないと、最初はそのつもりはなかったのに「書き手が褒め
て欲しくて書いている詩」になっていっちゃうんですね。「筆記は荒かったけれど、最初の詩が一番良かっ
た」というような。こういう詩は、読者が詩に寄りそって読んでくれる環境で出せると輝きを増すのではな
いかなと思います。

そういうこともあって、「家族」だとか「愛」だとか、テーマのある公募などの作品集に、最優秀賞ではなく
ても心を動かされる作品があったりするのだと思います。書き慣れている人はテーマを与えられれば、与
えられた行数に収まるようにそれらしい詩を書くことはむつかしい事ではないと思いますが、公募の佳作
に負けているなと感じてしまう詩にしかならない時には「テクニックではなく魂の問題(By 大村浩一)」な
のかな、と思います。

コメントとポイントをいただきありがとうございます。

---2010/10/08 20:56追記---
砂木さん 
> お父さんは カレーより娘が好きなんですね
そういうところしか褒めるところが無いのかもしれません。
コメントとポイントをいただきありがとうございます。