亡まりし人とは平行し変形/菊西 夕座
菊西 夕座さんのコメント
りつさん、面白い思い出が喚起できてよかったです。

>「おちるひとがしんでからおのりください」
 わたしの詩もこのくらいコンパクトに面白さを凝縮できたらよかったのですが、なんだかぐだぐだと長くなってしまったようです。東北は人口減少が急速に進んでいるようなので、電車の車両も短いかと思いますが、わたしの詩行はくどくどと長い車両編成でして、それでもガタゴトガタゴト言葉の車輪をひきずって、なんとかかんとか、りつさんの高校時代の古典的思い出を過去からお届けできたことをよかったと思っておちます(おります)。わたしのなんちゃって東北弁が、古典の先生も認める「しんでから」にちゃんと連結できていたようで、よかったです。ありがとうございました。


花野誉さん、ポイントありがとうございます。いまをときめくポイントゲッターの花野誉さんにポイントをいただけて、励みになります。


atsuchan69さん、ポイントありがとうございます。脱線と連結が6と9のようにひっくり返っていて難しいですが、この組み合わせにこそ惹かれてやまないです。


洗貝新さん、「ようかいた」ということで、途中でやめずに書きあげてよかったです。「すんで、すんで」言っているときは、わたしもなんでこんなことを書いているのか、なんか意味があるのか自分でもアホらしくて首をかしげるばかりだったのですが、じゃが待てよ、じゃがまだ掘り下げればカールできる余地がある、あるいはなにかしら形になるオチが見つけられるのではないかとあがいた結果、津軽の名産・つがーるリンゴにつながーりまして、このつがーるリンゴが西日本へ直送されるころには、すっかりカールリンゴに変形して定着したわけであり、これにてカールさんがリンゴ農家だったことが判明するに至り、ひとつの謎が解けたわけでありますが、カールが西日本限定の販売となった理由としましては、あくまで東日本ではつがーるリンゴで流通しているにもかかわらず、西日本ではカールリンゴと端折って流通させられたことによる、齟齬に由来しているのが実のところであります。そこでわたしも今回ばかりは、こうした地域間の言語のちがいによる齟齬がもたらす悲劇について、揶揄しないわけにはいかなかった次第でありますが、この揶揄こそが要点であると鋭くお見抜きになった洗カール新さまの相変わらずの炯眼に、敬服のを念をささげ、もって感謝の言葉に代えさせていただきます。
 信ずる者には福きたる、考える者なら真いたる、かんカールする者には死も曲がる、ということで、ひたすら死の矛先をカールさせるために舌を巻いていきたいと思います。あんがとうごぜえましただ。


月乃 猫さん、月下をあるく猫には忍び足がお似合いですが、そのような忍び足さながらの菊西へのひそやかなポイント付与を、たいへんうれしく光栄に存じます。ありがとうございました。


足立らどみさん、コメントをありがとうございます。

 方言の味わい、なかでも本州最北端の味わいを「いい」と認めておられるようで、わたしの詩にもそうしたよさが少しでもにじみ出ていればうれしいのですが。10月は青森に行かれるということで、ぜひカールリンゴならぬ津軽リンゴを味わっていただければ幸いです。

 さて、しかし、これが詩であるのかという大いなる疑問が呈されているわけでありますが、このわたしもさすがに「詩である」と強く言い張ることはできかねます。リンゴはともかく、この詩らしきものの出来はあまりよくない、というのは頷けなくもないからであります。はっきりいって文体も内容も「ユルい」の一言に尽きるかと思います。

 しかし、いまや「ゆるキャラグランプリ」なども開かれるほど、各地でゆるキャラが賑わいをみせておりますので、「ゆる詩」なるものもあっていいのではないかと開き直る菊西もいるわけであり、そんな「ゆる詩」の末席にでも置くことくらいはなんとか許されるのではないか、というあくまでもダジャレに逃げを打つことで「許し」を得ようという菊西の浅ましい態度を笑っていただければこれまた幸いであります。実際は「幸い」でもないのですが、「ゆる詩」と「許し」が掛かっていることだけでも辛うじてお認めいただけたら救われます。

 それはさておき、足立らどみ様のAIとの対話詩には、ついついわたしも興味をそそられてしまう傾向にありまして、よく拝見し、その行き着く先を見定めているところでありますが、このようなAIとの融合への試みに触発されまして、わたしも「人工知能AIよりもズレ工知能のほうがえーわい」といったような変な詩もどきを書いてしまったわけでありますが、やはりAIには書けない詩を書いていきたいというあがきが、こうしたおかしな詩もどきを生み出し、ついには「ゆる詩」へとつながってしまう転落へと自らを導いていってしまうわけですが、なんとか「ゆる詩」の谷間へ勢いよく転がり落ちた暁には、
その転落の勢いでもってふたたび地底からリバウンドをして、もういちど高みの方へ跳ね戻ってまいりたい、そのような野望も捨てきれずにおります。すっかりAIからは取り残されておりますが、足立様のAI研究を注意深く追いかけることで、うまくどこかのタイミグでAIに便乗できたらよい、そのようなふうにも目論んでいる次第であります。
 
 ということで、今後のAIの動向にもよい目をもって臨んでいきたい、そんな「ええEYE」の獲得にも励んでいく意向を表明し、お礼の言葉とかえさせていただきます。


 

---2025/10/19 16:21追記---

---2025/10/19 16:59追記---